ラグビーはその人間の持つ特性を生かしつつ、体格に応じて対応できるポジションがあります。そして、一度経験したら見てもプレイしても何方も誰でも楽しめることが出来るスポーツです。更に、ALL  for  ONE , ONE  for  ALL (一人はみんなのために、みんなは 一人のために) の下に 心を一つにし、身を挺して1つのボールを総勢30人が争奪しあい、相手陣にトライするという醍醐味があります。身体接触があり危険なイメージばかりが先に立ちますが、痛みや恐怖感が理解出来るだけに、相手の気持ちを思いやったり、一線を超えないよう自分をコントロールしたりする力が養われたりします。「少年を大人にし、大人を紳士にする」それだけに、絆が強まり一生の繋がりをも生まれることになります。

 函館市ラグビーフットボール協会は2026年に創設100周年を迎えることになります。 お陰様で多くの方々と共に当協会も発展・成長させていただきました。

 近年はラグビーの進化と共にルールや安全対策などが刻一刻と変化しています。その中に於いてラグビーというスポーツの持つ特性や環境の変化に考慮し、古き良き伝統精神から最新のラグビースタイルまで老若男女の幅広いニーズに対応できるようにしつつ、会員の皆様の思いを第一に考える協会でありたいと思っております。

 これから先も各カテゴリーでラグビーと関わって良かったと言われるよう、関係者一同何事にも誠心誠意向き合ってまいります。  今後共益々のご支援とご愛好を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

函館市ラグビーフットボール協会
会長 石井 勝